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P&Gが継続出稿、CSR広告も人気  ─NAVER「スポンサードまとめ」人気ランキング

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  • 2015年5月15日 金曜日
  • 小林 直樹

 広告を載せるメディアの様式に広告スタイルを合わせる「ネイティブ広告」で、「広告」「PR」表記の必要性を巡って議論が起きている。

 では「広告」と書くと閲覧者は離れてしまうのか。月間30億PV(ページビュー)、7500万人が訪れるLINE(東京都渋谷区)の「NAVERまとめ」で記事体裁の広告を配信できる「スポンサードまとめ」では、ページ冒頭に提供企業名を明記している。料金は15万PV保証で250万円から。年間180本ほど広告を配信し、5本に1本は100万PVを超える。

 昨夏公開したP&Gのクルマ専用消臭芳香剤の広告は、車内空間の演出をモテテクとして紹介したことで、500万PVに迫る勢い。P&Gの広告が軒並み上位を占めているのは、同じ広告を継続出稿することで、NAVERまとめでスポンサードまとめを紹介する「おすすめまとめ枠」からの動線を強化しているためだ。

 LINE側で制作している広告メッセージの工夫も大きい。NAVERまとめ編集長の桜川和樹氏は、「ある洗剤を気に入った一般ユーザーならどう表現するか。『洗浄力抜群』といった企業目線の表現は避ける」という。P&G「アリエール」の新商品「ジェルボール」では、その触感に着目し「何このプニプニ感」と題した広告で200万超のPVを獲得した。

 地味になりがちなCSR(企業の社会的責任)広告も、NAVERまとめスタイルで一躍人気コンテンツになる。「水と生きる」がミッションのサントリーが、良質な天然水を生み出す森を育てるため、全国17カ所で森の再生事業に取り組んでいることを伝えた広告は、約250万PVに達した。かつて宣伝部でコピーライターとして活躍したユニークなキャリアのプロジェクトリーダーに着目したことが、Facebook上で1万件を超える拡散をもたらした。

 面白くて有用なコンテンツは広告表記があろうと支持されることを、スポンサードまとめのPV数は示している。

表 NAVERまとめ「スポンサードまとめ」PVランキング(2014年4月~2015年3月)

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