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ハイテクだけど「人力」です!

家計簿、名刺、メモ…。なんでも“外注”時代

2013年9月12日(木)

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データ化に必要な時間は1日以内

 人の手でデータを読み取るため、レシートをアップロードしてからデータが反映されるまでには多少の時間がかかる。

 公式には読み込みから1日以内としているが、今回使ってみたところ3時間弱でデータ化された。「データ化にかかった時間は、先月の月間平均で150分程度。反映までの時間は混雑具合によって変わる」と黒崎氏は話す。

 「入力作業は、ニアショアのような形で地方のオペレーターに発注している。スタート時点のオペレーターは20人程度。今後はさらに人数を増やすほか、OCRを前処理としてかませることで手入力の個数を減らすなど、データ化のコストを下げていきたい」と黒崎氏は語る。

 利便性は魅力だが、気になるのはデータの管理やプライバシーの問題だろう。

 「レシートデータの閲覧はすべてクラウドで行い、オペレーターはブラウザーで作業するためデータを自分のパソコンにダウンロードすることがない。また、オペレーターはそのレシートを送信したユーザーの個人情報には触れられず、レシート画像についても秘密保持義務を負ってもらう」と黒崎氏。ユーザーのレシートは、1枚1枚が可能な限り別のオペレーターに回るように割り振りも行っているという。

 現在、サービスは基本無料。今後は、データ化の優先権や経費申請用のCSVエクスポートなどを有料サービスとして付加することでマネタイズを検討中だ。また、企業のクーポン提供への課金も視野に入れているという。

“人力名刺管理”が企業にもたらすメリット

 「人力」を武器に、既に30万人以上のユーザーを獲得しているのが、Sansanが手掛ける無料のクラウド名刺管理サービス「Eight(エイト)」だ。

「Eight」は、2012年2月に本サービスが開始

 スマホで名刺を撮影すると、同社のサーバに転送されてデータ化。Dr.Walletと同様に、手作業でテキスト化するため、精度は99%以上とソフトウエアなどでOCRするよりも高い。数枚であれば読み込んでから数営業日でデータ化され、ウェブサイト、スマホやタブレットのアプリなど、様々な機器からシームレスに確認できるようになる。

 さらに、オンラインで「名刺交換」できるなど、クラウドサービスならではの機能も面白い。

 登録した名刺情報から相手にリクエストを送信してリンクすると、例えば住所や役職などが変わった場合に“リモート”で名刺を更新することができる。常に新しい名刺情報を相手に表示できるのだ。フェイスブックなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)との連携にも対応。名前や社名で検索できるほか、クリックするだけで電話や電子メールも利用できる。

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「ハイテクだけど「人力」です!」の著者

森岡 大地

森岡 大地(もりおか・たいち)

日経トレンディ記者

2006年、日経トレンディ記者、2013年、日経ビジネス記者、2014年に日経トレンディ記者。“イクメン”を目指し、仕事との両立に奮闘中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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影響力がある方々の発信力や突破力につないで実現にこぎ着けるほうが多かった。

保岡 興治 元法相、自民党憲法改正推進本部特別顧問