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面接官は「スタバでバイト」ネタに飽きている

「2020就活 学生・企業がすべきこと」 ── (1)

  • 松浦 龍夫

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2018年9月13日(木)

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早くも始まった大学3年・大学院1年生対象の2020年就職活動、通称「20採用」。学生・企業に選考のポイントを紹介する恒例連載企画の1回目のテーマは、面接のネタだ。学生には「面接で受けるネタ」を、企業には「ネタの内容から学生の本質を見るすべ」をお届けする。

(日経ビジネス2018年7月9日号より転載)

(写真=Bloomberg/Getty Images)

 2019年4月入社予定の大学生の就活が佳境を迎える中、20年3月卒業見込みの大学3年生・大学院1年生の就職活動「20採用」が実質的に始まっている。経団連の指針では、「会社説明会の解禁は19年3月から」「面接などの選考は同6月から」などと定めているが、いずれも形骸化しているのが現状だ。

 「夏のインターンシップを採用の第1ステップにしている企業が増えている」と指摘するのは企業の採用支援を手掛けるコンサルタントの谷出正直氏。大学関係者からも「インターンシップに行った企業の選考を受けた50%の学生が内定をもらっていた」(法政大学キャリアセンターの内田貴之課長)との声が上がっている。20採用でも同様に、夏のインターンシップが“事実上の第1回選考会”になるのは間違いない。

学生も企業も現状に不満

 となれば、学生はまず志望業界のインターンシップに受かりたいし、企業も一人でも多くの優秀な人材と早めに接点を持ちたいところ。だが実際には、学生はなかなか希望のインターンシップに登録できず、企業も思うような人材となかなか出会えない。多くの学生が一部の大企業に殺到するからだ。

 リクルートワークス研究所によると、大卒求人倍率は例えば従業員300人未満の中小企業で9.91倍と過去最高なのに対し、従業員5000人以上の大企業では0.37倍。インターンでも状況は同様で、売り手市場であっても人気企業への就職は依然、3人のうち1人しか入れない狭き門なのだ。

 一方、企業にしても、大量の学生が押し寄せる結果、十分な人材の吟味ができず、せっかくのインターンシップが必ずしも“実りある青田刈りの場”にならない事態に陥っている。

 ではどうすべきか。学生は、インターンシップへのES(エントリーシート)と面接で面接官の印象に残るパフォーマンスをし、企業はESと面接という限られた情報から学生の本質を見抜く──。これしかない。まずは、学生諸君に向け、ESと面接で本当に印象に残るネタを検証していこう。

 人気企業になればそれだけESの数も多い。そんな中で目立つには、まず人と同じことを書いてはダメ。その意味で危険なのが「スターバックスでのアルバイト体験談」だ。あるサービス業の人事担当者はスタバでのバイト経験を書いたESを1シーズンで100枚近く読み、「正直、最後は内容が頭に入ってこなかった」と苦笑する。

応募数の多い人気企業は「ありがち」な内容に食傷気味
●就活生がやりがちなESや面接での失敗
(写真=sapannpix/Getty Images)

 「念のため断っておくが、スタバが若い世代にとって極めて魅力的なバイト先で、人生に必要な様々な経験を得られる場所なのは事実なのだと思う。ただ面接官も人間なので同じ話ばかり聞かされると飽きてくる」(同)

 そんな中、面接で受けるネタは今も昔も①独自性が高い経験であることだ。

 「今シーズンで一番印象に残ったESは『知らんけど』を研究しているというものだった」。こう語るのはトッパン・フォームズ人事部の中澤光明主任だ。関西の人が話の最初や最後に、「なんか知らんけど」とつける意味について言語学の観点から研究したとの内容。「言われてみれば確かにと思わず読んでしまい、ここに注目した理由を聞いてみたいと思った」と中澤氏は振り返る。

コメント22件コメント/レビュー

個性で採用している、様な内容の記事ですが、私の経験上ではそれは一部であり全てではないかと
2桁以上を定期的に採用する企業体では、バランスをもって採用活動をしているはずです。
全員B型です。みたいな人材ばかりでは困るし(B型しか採用しない企業が昔あった)
私人と違います!みたいな人ばかりでも困るし
私、世界一周してきました。将来は起業したいです! みたいな人が半数以上いたらどれだけ優秀でも採用担当を本気でクビにしたくなるし(役員の受けが良すぎて困る)

ただ、話が長い人物の採用は見送る。 と言うのは事実ですね。
(お喋りよりも、言葉少ない方がまし※これは企業の大きさを問わない模様)(2018/09/19 10:01)

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個性で採用している、様な内容の記事ですが、私の経験上ではそれは一部であり全てではないかと
2桁以上を定期的に採用する企業体では、バランスをもって採用活動をしているはずです。
全員B型です。みたいな人材ばかりでは困るし(B型しか採用しない企業が昔あった)
私人と違います!みたいな人ばかりでも困るし
私、世界一周してきました。将来は起業したいです! みたいな人が半数以上いたらどれだけ優秀でも採用担当を本気でクビにしたくなるし(役員の受けが良すぎて困る)

ただ、話が長い人物の採用は見送る。 と言うのは事実ですね。
(お喋りよりも、言葉少ない方がまし※これは企業の大きさを問わない模様)(2018/09/19 10:01)

技術系の面接を何年かやりました。
話が長い短い、は、質問の答えを持っていれば短いが持っていない場合ごまかしたり意図を探り探りで長くなるのはNGと見てました。バイトや部活は同席する人事に任せましたがそんなに重視する事かとも思ってました。研究室でどう取り込んだかを重視しました。この話題は非専門職らしいのでいろいろ意見が飛び交うのですね。やれやれ(2018/09/18 16:31)

結局、専門の学力を必要としない文系のお話です。企業が専門力を大学に期待していないからそうなるのです。暗記力が学力の判定になっているのでは、社会での活動に期待できませんから。自社内で要請するのに都合の良い人を選ぶのに合理的な方法をとると、大学名での足切り選択(過去の経験則)を行い、学業よりコミュニケーション上手を選ぶのでしょう。
 暗記力(答えの定まった物の選択)はコンピュタに取って代わられ、AIが仕事に就いてくると、それこそ専門力の勝負になるでしょう。世界市場で競争する企業は、自社での養成より、専門家を採用する方向になるでしょう。(経団連の意見はこれを指し示しているのです)
 最も旧態依然の官業を支えとした企業等は変わらないのでしょうね。(2018/09/16 11:06)

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