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女性の20~30代と40代、働き方はどう違う?

「日経WOMAN」シンポジウムリポート

  • 北本 祐子

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[1/3ページ]

2008年6月17日(火)

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 仕事か家庭か。出産するかしないか…。社会で働く女性には、様々なターニングポイントがある。昨今よく耳にする「ワークライフバランス」の幸せな事例となっている人は、どうやってそれを手に入れたのか? その人の仕事内容や働き方、性格など、様々な個性を持つ女性たちに同じ答えが当てはまるわけではない。しかし、何か共通するポイント、があるのではないか? そのヒントを求めて、約260人の女性たちと数人の男性が週末の六本木に集った。

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子(山田 愼二、以下同)

 この春創刊20周年を迎えた「日経WOMAN」は、6月7日、東京・六本木ヒルズでシンポジウムを開催した。テーマは「働く女性が世界を変える! -待ったなし女性活用-」だ。同誌は今年1~2月に独自調査を行い、5月号で「女性が働きやすい会社ベスト100」を発表している。シンポジウムは、この調査で「女性が働きやすい会社」の総合1位に選ばれたP&Gジャパンの桐山一憲社長による基調講演に始まり、後半のパネルディスカッションでは、調査の上位にランクインした企業に勤務する女性や女性役員を迎えて活発な議論を行った。

 プログラムの中でも注目を集めたのは、2つのパネルディスカッションである。1つ目は、「ハッピーワークライフバランス 私たちが見つけた、働きやすさの条件」というテーマで、オリックス東京営業本部情報通信部第3チームマネジャーの菊池愛子さん、日産自動車マーケティング本部販売促進部の雨宮友紀さん、りそな銀行コンシューマーバンキング部投資商品グループの澤田恵理さんの3人がパネリストとして登壇した。

オリックスの菊池愛子さん日産自動車の雨宮友紀さんりそな銀行の澤田恵理さん

オリックスの菊池愛子さん(右)、日産自動車の雨宮友紀さん(左)、りそな銀行の澤田恵理さん(中央)

20代~30代の女性の働き方は

 3人は20代後半~30代半ばで、それぞれ大学卒業後入社した会社に勤め続けている。3社とも今回の調査の上位15位以内にランクインした会社なので、「ハッピー事例」満載かと思いきや、彼女たちが入社した当時は「女性は出産したら辞める」「外回りの営業は男性社員のみ」という風潮もあったそうだ。しかし、入社以来徐々に環境の変化を感じたという。

 独身の雨宮さんは、「出産したから辞めるとは思っていないが、(子育てしながら仕事を続けるのは)簡単ではないと思う」と率直に語った。しかし自分が入社した頃に比べると退職する人が減ったと感じるし、産休取得後復職する人もいるので、自分の将来像をイメージしやすくなったと語った。

 澤田さんは、3人のパネリストの中では唯一の出産経験者で、2年前に産休・育休を取った。復職直前は、「職場の皆と、どうやって顔を合わせればいいのか」と不安だったが、思い返してみれば「何をあんなに気にしていたんだろう?」と思ったそうだ。復帰後は産休前と同じ仕事を行っているが、出産前よりも密度の高い仕事ができるようになった、と感じている。

 キャリアアップという点でも、女性活用の場面は増えているという。菊池さんは同社の最年少管理職となり、現在4人の部下を抱えている。ある役員に仕事のことで相談をした際、その人の人脈を駆使して相談に乗ってくれたことがあった。役職を得たことで、「この年齢になった時こういうポジションになるには、今の自分の年齢で何をやればいいのか、自分の部下に対して何をすれば、いい影響を与えられるのか」という考え方が広がった、と語った。

 3社では、りそな銀行のFA制度などのように、働きたいと手を挙げることによって自分の希望する部署や職種を得られる制度を持っている。しかし、3社とも最初からこの制度があったわけではない。理解ある新社長の就任、会社の体制変更など、きっかけがあって導入されたものがほとんどだ。

コメント6件コメント/レビュー

独身40代です。どうやらわたしの会社は「女性が働きやすい」らしいですが、実態は、優遇されてるのは出産・子育てをしている女性のみ。社外へのアピールのため、子持ち女性のみしか昇進できません。逆差別です。産休や育休暇で、実質勤務年数がわたしの半分の女性が管理職として法外な給与を得て、子供がいることを免罪符に就業時間も短いのは全く納得できません。かなり上位にランクインしている他社は、本当に才仕事の出来る女性がきちんと評価され、活用されているのだと思いますが、わが社はそうではないことがとても悲しいです。(2008/06/21)

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独身40代です。どうやらわたしの会社は「女性が働きやすい」らしいですが、実態は、優遇されてるのは出産・子育てをしている女性のみ。社外へのアピールのため、子持ち女性のみしか昇進できません。逆差別です。産休や育休暇で、実質勤務年数がわたしの半分の女性が管理職として法外な給与を得て、子供がいることを免罪符に就業時間も短いのは全く納得できません。かなり上位にランクインしている他社は、本当に才仕事の出来る女性がきちんと評価され、活用されているのだと思いますが、わが社はそうではないことがとても悲しいです。(2008/06/21)

地方の働く母親です。バリバリさんになりたくても地方ではそれを許す企業風土がありません。私の働く会社は成果主義ですが「どうすれば評価をあげられますか」と尋ねるだけでも「ナマイキ」と取られてしまいます。昇格できるようなプロジェクトに参画することもできません。従って管理職より仕事を知り、こなしていても一般職で給与は頭打ちです。我が家は娘が2人ですが、地方でそこそこ暮らす選択しかないのかと思うともっと女性活用の波が地方まで波及することを願ってやみません。(2008/06/19)

働く母です。会社は本国では働く母親にやさしい会社として非常に有名ですが、各国の実態はそれぞれのカントリートップに依存します。その上、いくら本人が努力したところで、どうにもならないのは直属上司の「壁」です。トップが理解あろうと、会社が制度を整えていようと、直属上司が全く理解しない場合無意味です。実際、時短勤務をしていましたが、「時短勤務なんて今の時代ありえないよ。そういう立場で働くのは無理だよね」と直属上司には一蹴されています。企業制度、トップ、女性の意識、プラス、現場の中間管理職側にも意識改革が必要です。(2008/06/19)

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