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第15話 公選法規定違反で新たな出費

  • 出井 康博

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2009年4月10日(金)

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 西松建設献金事件で民主党の支持率が低下したこともあって、5月の衆院解散説がにわかに現実味を帯びている。補正予算が国会を通過すれば、麻生太郎首相にとってもタイミングが整う。自民党幹部からも、5月解散を示唆する発言が相次いでいる。

 もっとも情勢次第で、5月以降にずれ込む可能性もある。ただ選挙がいずれの時期になるにせよ、民主党にとって大きな影響を与えると見られるのが、小沢一郎代表の進退問題だ。

 小沢氏は代表就任から丸3年に当たる4月7日の記者会見で、

「(総選挙で)必ず国民の信を得て政権を取れると現時点で確信している」

と強調した。この発言を“続投宣言”と見る向きも多い。

ささやかれる岡田待望論

 小沢氏は代表を辞めるのか、辞めないのか――。世論は依然として小沢氏に批判的だ。そんな中、民主党関係者からはこんなシナリオも聞かれた。

 「選挙直前まで小沢さんが代表を続け、解散直後、待望論の高まっている岡田(克也)さんに交代する。解散を待って辞任カードを切れば、岡田さんで一気に選挙に突入することができる。麻生太郎さんの人気低下に歯止めがかかっているため、自民党は今から総裁選は行えない。麻生対岡田になれば、民主党に分があるでしょう」

 確かに選挙を考えれば、アンチの多い小沢氏よりもクリーンなイメージの岡田氏の方が闘いやすいのであろう。

規定違反とされたポスター

 前回も触れた30代の元金融機関サラリーマンで、次期衆院選に挑む民主党の新人候補・Bは今週初め、事務所のスタッフを総動員して小沢代表と写った選挙区内のポスターを貼り替えた。しかし、それは献金事件がきっかけではない。

 衆院任期の半年前に当たる3月10日、公職選挙法の規定で候補者単独のポスター掲示が禁止された。それに従って、Bは小沢氏と写った2連ポスターを貼って回ったばかりである。それを再度、貼り替えることになったのは、県の選挙管理委員会による警告があったからだ。

コメント3件コメント/レビュー

世の中、いろいろな考え方があって面白い。私は、もし民主党が本気で政権交代を望むのなら、それに邁進すること、すなわちケチの付いた代表の首を替えて、選挙で勝つことのみを考えるべきだと思う。検察との対決は、権力を握ってからでも遅くはない。少なくとも、小沢氏と心中する愚だけは避けるべきだろう。(2009/04/13)

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いただいたコメント

世の中、いろいろな考え方があって面白い。私は、もし民主党が本気で政権交代を望むのなら、それに邁進すること、すなわちケチの付いた代表の首を替えて、選挙で勝つことのみを考えるべきだと思う。検察との対決は、権力を握ってからでも遅くはない。少なくとも、小沢氏と心中する愚だけは避けるべきだろう。(2009/04/13)

日本は法治国家である以上、法律の許す範囲でしか動くことができない。しかし、その法律自体が形骸化していたのでは、物事の本質とは違うところで無駄や無理が出てきてしまう。それは、政治家であろうが一般市民であろうが同じことだ。形骸化した法律の放置は、誰の責任なのだろう。見方によれば、官僚が事実上国家を支配するための都合のよい仕組みと思えてならない。(2009/04/13)

こういうグラグラした候補者には魅力を感じませんね。万が一、当選してもこれといった仕事は出来ないでしょう。本質が何かを理解していません。小沢代表の問題は、ご自身がおっしゃるように「一個人の問題」ではありません。今回のような検察の暴走が許されるなら、以後誰にでも「強制捜査(逮捕)が可能」となりますよ。民主(主義)国家ではなく、検察(官僚)支配国家となるでしょう。代表辞任を望むどころか、一丸となって検察の暴走と戦い、守るのが民主党員の義務ではないでしょうか。(2009/04/10)

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