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「風任せ」にはもうしない

次世代蓄エネ技術[神戸製鋼所、独シーメンス、エネルギー総合工学研究所]

2017年7月21日(金)

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電気を「圧縮空気」や「熱」に変換する「次世代型蓄エネルギー技術」の開発が進む。風力などの再生可能エネルギーは、天候で発電量が急変するため、電力系統に負担がかかる。蓄エネ技術を使えば、安定した発電が可能になり、再エネの普及を加速させることができる。

神戸製鋼所などが4月に運転を開始した「圧縮空気エネルギー貯蔵システム(空圧電池)」の実証設備(静岡県河津町)

 伊豆半島東部、太平洋を望む温泉地として知られる静岡県河津町。市街から車で15分ほど、山間の急峻な道を進むと突如、白い柱状のタンク群が眼前に現れる。高さ11m、直径2mの細長いタンクが52基、整然と立ち並ぶ。その中は、大気の10倍(10気圧)に圧縮した空気で満たされている。

 神戸製鋼所とエネルギー総合工学研究所(IAE)、そして早稲田大学が今年4月に運転を開始した「圧縮空気エネルギー貯蔵システム」の実証設備だ。ここでは、大量の電気エネルギーを「圧縮空気」の形で蓄えておき、必要な時に取り出す、大規模な次世代型「蓄エネルギー」技術の研究を進めている。

日経ビジネス2017年7月24日号 64~66ページより

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「「風任せ」にはもうしない」の著者

吉岡 陽

吉岡 陽(よしおか・あきら)

日経ビジネス記者

2001年日経BP入社。日経ビジネス、日経エコロジー、日経トップリーダー、日経ビジネスアソシエを経て、現職。独自の強みを持つ中小ベンチャー企業や環境経営の取り組みなどを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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