連載

経営教室「反骨のリーダー」 シリーズ2

手代木功社長(塩野義製薬)の理と情の先読み経営

【No.1】Life Story 挫折が生んだ変革者

2018年6月22日(金)

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経営教室「反骨のリーダー」の第2弾は、塩野義製薬の生え抜き社長、手代木功氏。企業価値が長期低迷していた、今年で創業140年となる老舗企業を立て直した。徹底した「理」の思考に挫折で知った「情」が加わり、強靭な変革者が誕生した。

=本文敬称略

(写真=的野 弘路)
手代木功[てしろぎ・いさお]
1959年 12月 仙台市生まれ。両親と姉の4人家族。父親は東北電力の技術者
78年 宮城県立仙台第一高等学校を卒業。東京大学理科Ⅱ類に入学
82年 東京大学薬学部を卒業。塩野義製薬に入社し開発部門に配属
87年 米国ニューヨークオフィスに駐在
91年 帰国。開発渉外部に配属
94年 2度目の米国駐在。カプセル会社に出向し、営業の責任者に
97年 帰国。社長室に配属
99年 秘書室長兼経営企画部長
2002年 取締役、経営企画部長
04年 常務執行役員、医薬研究開発本部長
06年 専務執行役員、07年から4本部を管掌
08年 4月 塩野義製薬社長(現任)
11年 5月 日本製薬工業協会会長(~14年5月)
18年 5月 日本製薬団体連合会会長(現任)

 武田薬品工業による6兆8000億円もの巨額買収劇に耳目が集まる製薬業界。同社がアイルランドのシャイアーをのみ込み世界トップ10入りを目指す意義を記者会見で強調した5月9日、淡々と3期連続の営業最高益を発表していた製薬会社のトップがいる。大阪に本社を構える塩野義製薬の社長、手代木功(58歳)である。

日経ビジネス2018年6月25日号 52~55ページより

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