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気鋭の経済論点

株価への影響には疑問 黒田バズーカ、効果は限定的

金利から見た金融政策

2017年7月28日(金)

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青野幸平(あおの・こうへい)
立命館大学経済学部准教授

1976年生まれ。2008年一橋大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得退学。同年博士号取得。京都産業大学などを経て、16年4月から現職

 低迷する日本経済を底上げするため日銀によって様々な金融政策が導入されてきた。こうした金融政策が株式市場や外国為替市場など、経済にどのような影響を与えてきたのかについて研究を進めている。

 本稿では2013年に黒田東彦総裁率いる日銀が導入した異次元金融緩和政策について分析してみたい。「黒田バズーカ」などと呼ばれ、市場にサプライズを提供してきたとされる金融政策だ。

2つのコールレートの時間差・情報差を利用して金融政策を見る
●金融政策の効果を計測する基本式
(写真=アフロ)

 金融政策には1999年に日銀が世界で初めて導入したゼロ金利政策や2016年に開始したマイナス金利政策のように、直接的に金利に働きかけてコントロールしようとするものもあれば、国債買い上げなどによって通貨供給量を増やし、その結果として金利低下をもたらそうという間接的なものもある。

日経ビジネス2017年7月31日号 80~81ページより

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