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ソニーを歩く

資金調達サイトでものづくりを盛り上げたい

ソニーがCFサイトを他社に開放する理由

2017年11月29日(水)

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 ソニーは2015年7月に開設したクラウドファンディング(CF)サイト「First Flight」を外部に開放することを決めた。First Flightはインターネット上で支援者を募り、開発資金を募ると同時に、新商品を販売する通販機能も併せ持つ。

 矢野経済研究所によると、16年度のCFの市場規模は前年度比約2倍の745億5100万円。購入型のCF市場は約62億円とコンパクトではあるが、ソニーの新規事業創出プログラム(SAP)から創出したスマートウオッチ「wena wrist(ウェナリスト)」を皮切りに、1億円超の支援を集める新商品も相次ぎ登場。CFはものづくり業界で着実に広がりつつある。

 「共創で顧客に感動を与える」ことを目指すソニー。First Flightの強みをどう生かし、今後どう展開していくのか。ソニー新規事業創出部FF事業室の小澤勇人統括課長に聞いた。

(聞き手は内海真希)

First Flightを担当するソニー新規事業創出部FF事業室の小澤勇人統括課長(写真:的野弘路)

ソニーはクラウドファンディング(CF)サイト「First Flight」を2015年7月にオープンしています。まずFirst Flightのコンセプトを教えてください。

小澤勇人氏(以下、小澤):First Flightは3つのミッションを掲げています。一つは「目利き力の強化」。CFという仕組みを使えば、価格や基本的な仕様を決めたうえで、本当に欲しいという人がどれくらいいるのか、何を欲しているのかを可視化できます。それによりメーカーとして正しい判断をしていきます。

日経ビジネス2017年12月4日号より

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