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重症度や症状に応じて使い分け

花粉症治療の最新動向

2018年3月9日(金)

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日本人の3人に1人が悩んでいる花粉症に対して、様々な治療薬が登場している。副作用を抑えつつも効き目が鋭い新薬の種類が増え、根治を目指す治療法も普及してきた。花粉症の診療ガイドラインや専門医の話から、花粉症治療の最新動向を紹介する。

鼻詰まりが強いかどうかで治療が異なる
●花粉によるアレルギー性鼻炎に対する薬物治療
注:遊離抑制薬=ケミカルメディエーター遊離抑制薬、抗LTs薬=抗ロイコトリエン薬、抗PGD2・TXA2薬=抗プロスタグランジンD2・ トロンボキサンA2薬
出所:「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」より引用、一部改変(イラスト=オオノ マサフミ)

 花粉症の主な症状は①くしゃみ②鼻水(鼻漏=びろう)③鼻詰まり(鼻閉)④目のかゆみ──の4つ。このうち①~③の鼻症状の治療については、鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会が作成した「鼻アレルギー診療ガイドライン―通年性鼻炎と花粉症ー2016年版」に示されている。

 花粉によるアレルギー性鼻炎の治療に使われる医療用医薬品は様々ある。「このうち、中心となるのは第2世代抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧用ステロイド。これらを重症度と病型によって使い分ける」と同ガイドライン編集委員代表で、日本医科大学大学院医学研究科頭頸部・感覚器科学教授の大久保公裕氏は説明する。

 重症度は、くしゃみや鼻水、鼻閉の程度や日常生活への支障の程度、局所所見などによって決まる。病型については、くしゃみと鼻水が中心の「くしゃみ・鼻漏型」と、鼻詰まりが強い「鼻閉型または鼻閉を主とする充全型」に分けて考える。充全型は、くしゃみ、鼻水、鼻閉の3症状を伴う。

日経ビジネス2018年3月12日号 84~87ページより

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