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編集長の視点

創業家はなぜ敗れたか 出光、合併の裏目的

2017年7月28日(金)

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 あっけない幕切れでした。昭和シェル石油との合併を創業家に反対されていた出光興産の話です。創業家が3分の1以上の株式を押さえて拒否権を握っていたのですが、出光が増資を発表。実現すれば創業家の持ち分は希薄化し、拒否権がなくなります。創業家は増資の差し止めを地裁、高裁に求めるもかなわず。司法が合併のお墨付きを与えた格好となりました。

 実はこの結果は大方の関係者の予想通りでした。「負け」を予見して創業家に条件闘争を提案した弁護士は2月に解任されました。うまく闘えば役員ポストなどを確保できたかもしれません。創業家は意地を張りすぎました。

日経ビジネス2017年7月31日号 3ページより

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