PROLOGUE

有訓無訓

清家 篤[慶応義塾学事顧問(前塾長)]

2017年8月4日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

念頭に置いてきた「公智」軽重大小で優先順位
これからも「奴雁」の役割を

 2009年5月から2期8年慶応義塾の塾長を務めました。リーマンショック直後の就任で、いきなり厳しい財政状況に直面しました。当時金融資産は約530億円の評価損を抱え、年度ベースの収支もマイナスという危機的状況。ちょうど慶応の創立150年記念事業も進んでいました。

(写真=的野 弘路)

 この時何より優先すべきと考えたのは学校の持続可能性です。財政再建のため150年記念事業の一部を凍結し、各学部などからの予算要望も相当削りました。金融資産についてもリスクが小さくなるよう構成の組み替えを進めました。

 11年3月には東日本大震災が発生しました。矢継ぎ早に厳しい決断を迫られましたが、まずは目前の卒業式、入学式をどうするかでした。余震が続き、電力供給も不安定なことから卒業式は中止し、動画配信の形にしました。

日経ビジネス2017年8月7日・14日号 1ページより

この記事は
日経ビジネスDigital(雑誌デジタル版)」の有料記事です。
ログインすることで全文をお読みいただけます

日経ビジネスDigital
無料体験(7日間)に申し込む
無料ポイントで読む

すべての有料記事が7日間読み放題

日経ビジネスオンライン会員(無料)
の方は、月3本までお読みいただけます。

申し込み初月無料。月初がお得!

「有訓無訓」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスDigitalトップページへ