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敗軍の将、兵を語る

再びミス、10万台に影響

柳川久治氏[自動車技術総合機構理事長]

2018年3月16日(金)

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クルマとオートバイの車検業務を担う独立行政法人の自動車技術総合機構。 2016年、検査機器の数値設定で人為的なミスが発覚。事後対策に追われた。その最中の昨年、今度は検査機器自体の仕様で不具合が明らかになった。

[自動車技術総合機構理事長]
柳川久治氏

1953年生まれ。78年、東京大学大学院工学系電子工学専攻修了後、古河電気工業に入社。 同社で取締役兼執行役員常務情報通信カンパニー長、執行役員常務研究開発本部長などを歴任。2016年4月から現職。

SUMMARY

車検検査ミスの概要

2016年10月、自動車検査業務を担う自動車技術総合機構の検査機器で判定値設定の不備が発覚。その後の調査で全国93事務所298コースのうち、34事務所48コースの検査機器で不備が判明した。誤判定した可能性がある車両は約94万台に上った。さらに昨年12月、17事務所18コースで、検査機器自体の仕様などで不具合が判明した。

 自動車技術総合機構は国土交通省所管の独立行政法人です。国が定めた安全基準を満たしているかどうか、自動車や自動二輪車の性能を検査する自動車検査(車検)業務を担っています。

 その車検業務で昨年、検査機器に不具合がありました。そのため、約10万3000台の車両で、基準不適合にもかかわらず適合と判定した恐れがあることが分かりました。

日経ビジネス2018年3月19日号 94~95ページより

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