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敗軍の将、兵を語る

商工中金、原点回帰で再建

関根正裕氏[商工組合中央金庫社長]

2018年6月1日(金)

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国の「危機対応融資」などを巡り、融資目標を重視する経営が不正を招いた商工組合中央金庫。 経営体制を一新し、「中小企業による中小企業のための金融機関」という原点回帰を目指す。 新社長の関根氏は「お客様起点の課題解決型金融へシフトする」としている。

[商工組合中央金庫社長]
関根正裕氏

1957年、東京都生まれ。81年、早稲田大学政治経済学部卒。同年、第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)に入行。2007年、西武ホールディングスに入社。今年3月より現職。

SUMMARY

商工中金による不正の概要

一時的に業績が悪化した中小企業などに低利融資する国の「危機対応融資」に関し、窓口を担っていた商工組合中央金庫での組織ぐるみの不正が相次ぎ発 覚。顧客資料を改ざんするなどして本来対象外の企業に融資していた案件が約4600件あった。他の制度融資でも同様の不正があったほか、企業へのアンケート調査の捏造もあった。

 危機対応融資などの業務で多数の不正事案を発生させてしまったことに関し、 社会の皆様にご迷惑をおかけしたことを改めておわびいたします。今回の事案を踏まえ、商工組合中央金庫の新たな経営改革にしっかりと取り組み、真に中小企業のお役に立てる金融機関にならねばならないという決意を持っています。

 第一勧業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)時代には総会屋事件を受けた危機対応、西武ホールディングス(HD)に移ってからは傘下のプリンスホテルの再建に取り組んできました。商工中金の新社長の打診を受けた時、こうした私の経験を生かして再生に貢献できるのならば男子の本懐と考えました。第一勧銀時代からともに歩んで来た後藤高志・現西武HD社長にも「決めたことならば応援する。しっかり頑張れ」と激励の言葉をもらいました。

日経ビジネス2018年6月4日号 66~67ページより

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