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敗軍の将、兵を語る

民間企業参入で役割終える

稲葉明穂氏[魚アラ処理公社専務理事]

2017年6月16日(金)

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鮮魚の身を食べた後に出る「魚アラ」。処理過程で悪臭がするため公害化していた。愛知県内ではその処理を公社が担ってきたが、2018年1月末に受け入れを停止する。魚粉の販売価格上昇で民間企業が魚アラ処理に力を入れ始めたからだった。

[魚アラ処理公社専務理事]稲葉明穂氏
1979年愛知県庁入庁。財政、県民の健康維持関連行政部門などで勤務。医療行政が長く、先端医療施設を県内に誘致することを手掛けてきた。リーマンショックの影響を受け断念した経緯もある。2017年4月から現職。
魚アラ処理公社の概要
愛知県内で発生する魚アラを処理してきたが、2018年1月末に受け入れを停止する。魚アラを魚粉に加工してきたが、その販売価格が高騰。その結果、民間業者が参入し、処理量が減少傾向にあった。昨年度3000万円の赤字を計上する見込みとなったため、公社としての役割を終えたと判断した。自主解散し、施設の売却なども検討している。
名古屋港に面した倉庫街にある魚アラ処理公社。ピーク時は1万トン以上が運ばれてきた

 24年間続いた魚アラ処理を2018年1月末をもって終了します。公社自体も先日の理事会で解散の方向が決まりましたので、後は評議員会などの関係者の皆様へのご説明をし、理解をしていただこうと思っています。

日経ビジネス2017年6月19日号 86~87ページより

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