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敗軍の将、兵を語る

中国産を掲示せず誤解招く

村井三雄氏 [インテグレート代表取締役]

2017年9月8日(金)

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 ウナギ販売業者が不正競争防止法違反の罪で略式起訴された。一部中国産を扱っているにもかかわらず、国産ののぼりを掲げたためという。反省する一方で、保健所の告発や警察の捜査方法に異議も申し立てる。

[インテグレート代表取締役]

村井三雄氏


1969年福井県生まれ。建材を扱う専門商社で木材などの輸入に携わる。その後2009年に独立し、インテグレートを設立。その後商材を建材から海産物に替え、主にウナギの卸売りおよび店舗運営を行っている。

ウナギ産地問題の概要
ウナギ販売業者インテグレートの経営者村井氏が不正競争防止法違反の罪で略式起訴された。福井県の店舗で一部中国産ウナギを使っているのに、国産ののぼりを掲げたためという。結局農薬検出による告発は不起訴、産地偽装による詐欺罪でも立件されていないなど、警察の強引な捜査への疑問の声も上がっている。

 福井県で経営していた飲食店で中国産のウナギであることを告げずに提供していたとして、不正競争防止法違反の罪で略式起訴され、7月18日に罰金50万円の略式命令を受けました。このことは真摯に受け止めて反省しているところです。ただ今回の件の経緯が正確に報道されていないことや、ウナギの産地の現状に関して正しい情報が伝わっていないところは納得がいきません。どのような経緯だったのかお話ししたいと思います。

 きっかけになったのは2016年12月、中国から輸入した生きたウナギから基準値を超える微量の農薬「ペンディメタリン」が検出された、と言われたことでした。これは畑や田んぼで使う農薬なので、ウナギの養殖の過程でではなく、おそらくウナギを養殖している池に河川から水を引き入れた時に混入したのだと思います。通関してから2週間もたってから連絡がきて、「薬品が入ったものを流通させることは食品衛生法違反になるので回収しろ」と言われました。

日経ビジネス2017年9月11日号 80~81ページより

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