EPILOGUE

賢人の警鐘

古森重隆[富士フイルムホールディングス会長・CEO]

2018年1月26日(金)

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PROFILE
富士フイルムホールディングス会長・CEO。1939年旧満州国生まれ。63年東京大学卒業、富士写真フイルム入社。2003年6月代表取締役CEO就任。写真フィルムに依存した事業構造を大転換した。
(写真=的野 弘路)

悲観論は何も生まない。日本社会の質の高さにもっと自信を持とう

 2018年は年初から世界の株式市場が活況を呈している。日本経済もおおむね、順調と言っていいだろう。今年は平成30年で来年は元号が変わる。2020年には東京五輪が開催される。少なくともそこまでは投資が続くし、世界中から観光客もたくさんやって来る。

 問題は「五輪後」だといわれる。内需の停滞懸念や少子高齢化、社会保障の問題などを考えると、悲観的な気持ちになるのは分かる。だが、過度な悲観論からは何も生まれない。

日経ビジネス2018年1月29日号 122ページより

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