EPILOGUE

賢人の警鐘

川野幸夫[ヤオコー会長]

2017年6月16日(金)

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PROFILE
1942年埼玉県生まれ。66年東大法卒。69年に家業である八百幸商店(現ヤオコー)に入社。85年社長。関東地盤の有力食品スーパーに成長させる。2007年に会長。09年から日本スーパーマーケット協会会長。
(写真=的野 弘路)

「外国人労働力は不可欠。
単純労働から知的労働へ育成できる制度が必要」

 当社では中国やベトナム、スリランカから合計約100人の外国人を採用している。20歳から30歳くらいまでの若者たちだ。総菜の加工センターや、焼き立てパンをつくる店内のベーカリーなどで働いている。

 約2年前、採用を始めた当初、日本の従業員は仕事の足手まといになるのではと懸念していたようだ。しかし、皆が真面目で、言葉も1年くらいでかなり覚えた。一生懸命に働く姿を見て、日本人が触発されている。

 外国人の採用を始めたのは、製造業や農業などで受け入れていた技能実習制度の対象職種に新たに「総菜製造」が追加されたからだ。我々スーパーマーケットの仕事のごく一部ではあるが、受け入れやすくなった。当面200人に増やすつもりだ。当社が軌道に乗っているのを見て、同業のスーパーも積極的に採用し始めた。

日経ビジネス2017年6月19日号 114ページより

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