EPILOGUE

賢人の警鐘

井上礼之[ダイキン工業会長]

2017年9月15日(金)

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PROFILE
ダイキン工業会長兼グローバルグループ代表。1935年京都府生まれ。94年6月に社長就任。2002年6月会長兼CEO(最高経営責任者)、14年6月より現職。ダイキン工業を空調でグローバルトップ企業に育てた。

「日本はAIで周回遅れ。人材確保が喫緊の課題に。大胆な処遇で採用図る」

 今、多くの企業で人材不足が経営上の重要課題になっている。当社の場合、もう10年以上も前から、人材が足りないことが成長を続ける上で最大の制約要因となってきた。とりわけここ1~2年は、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)関連の高度な専門人材を呼び込むことが喫緊の課題だと捉えている。

 AIやIoTなどの技術の進展は、経営環境や企業間競争を根底から変える威力を持っている。にもかかわらず、この分野で日本は欧米企業に対して周回遅れの状況にあるようにみえる。それだけに「優れた人材を確保しなければ」という危機感は強い。

日経ビジネス2017年9月18日号 132ページより

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