EPILOGUE

往復書簡

2018年3月16日(金)

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プラットフォームで魅力を

「特集 SONY 甦ったのか?」(2/26号)

 赤字会社が復活を果たす実話でリアリティーがあった。20年ぶりの最高益は、平井一夫社長が「感動をもたらし、人々の好奇心を刺激する会社であり続ける」と発信する一方で、再生を焦らず、順序良くリストラを進めた結果だと思う。この発信によって従業員と進むべき方向のベクトル合わせができ、再び注目製品を世に送り出すことができたのだろう。しかし、これからの電機産業界では、製品とそれに付随するプラットフォーム上で魅力あるコンテンツなどを提供することが継続的に求められる。ソニーには正面からこの競争に飛び込むのでなく、この業界で良い意味で何かをしでかし、時流をリードしていく存在になっていくことを期待したい。吉田憲一郎・次期社長は企業理念を何と再定義するのだろう。ソニーの本当の「甦り」はこれからだ。

安達 功(神奈川県、会社員、48歳)

日経ビジネス2018年3月19日号 115ページより

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