EPILOGUE

往復書簡

2017年12月8日(金)

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農業の新たな担い手が「食の安全」を守る

「特集 農業で解決 日本の課題」(11/27号)

 老後と農業を絡める視点は面白いと思った。しかし、老後に農業を始める人は、あくまでも趣味の一つとして知り合いに収穫物をあげる程度の人も多い。農業をするには技術と土地・設備が必要となり準備期間も長いため、年齢的な限界もあるからだ。以前、他誌で「儲かる農業」の特集があったが、現実的なのだろうかと思った。

 生活を支えるのに本当に必要なものが重要視されない時代である。安くて見てくれの良い製品が多く売れていく時代に、食の安全に関心を持つ消費者がどれほどいるか分からないが、農業の新規参入者がどれだけ生き残れるかが食の安全を守る上で重要だと思う。

竹内 宏和(愛知県、農業見習い、62歳)

編集部から

 これから農業が発展していくための一つのキーワードは、多様性ではないでしょうか。確かに儲かる農業を追求していくには大規模化が有効ですが、味や安全性に関する消費者の細やかなニーズに応えていくためには、小規模な生産者の方が小回りが利きそうです。

 全国農業協同組合連合会(JA全農)の神出元一理事長は本誌のインタビューで、IT(情報技術)企業に勤めながら週に何回か農作業に従事する若者が出てきたことを目を細めて話していました。農業には健康増進や観光などの多様な価値があります。これらを支えていくために、生産者の人材にも多様性が求められていくはずです。

/大西 孝弘

日経ビジネス2017年12月11日号 132ページより

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