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非上場を貫き通す理由

ボッシュ|独自動車部品大手

2018年4月20日(金)

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世界最大の自動車部品メーカーである独ボッシュは自動車産業の歩みとともに発展してきた。売り上げ規模は年10兆円。これからの自動運転車の技術開発でも世界をリードする存在だ。そんな同社は今も非上場を貫く。資金力がモノをいう時代になっても独立性を守り続ける理由とは。

ドイツ・シュツットガルトのメルセデス・ベンツ博物館の駐車場。レベル5の自動運転車両が走行する

 自動車産業130年あまりの歴史を伝えるメルセデス・ベンツ博物館は、ドイツ南西部の工業都市、シュツットガルトにある。観光客や地元のクルマ好きでにぎわう施設の駐車場は、平日でも満杯。その駐車場で3月中旬から、運転者が介在しない完全自動運転車の体験イベントが開かれていた。

 後部座席に乗り込んで、世界の自動車メーカーやIT(情報技術)企業が開発にしのぎを削る「レベル5」と呼ばれる完全自動運転車を体感できる。決められたルートを走行し、あらかじめ指定されたスペースに駐車するだけだが、一般歩行者やクルマが行き交う中でスルスルと無人走行する姿は見ものだ。

 イベントの主催者はメルセデス・ベンツのブランドを持つ独ダイムラーかと思いきや、同社と共同でレベル5の自動運転システムを開発する部品メーカーの独ボッシュだった。

日経ビジネス2018年4月23日号 52~56ページより

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