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テスラ転がす「球の技」

ツバキ・ナカシマ|精密球メーカー

2017年6月2日(金)

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鉄鋼に比べて硬いセラミックを精密加工できる会社は、世界中を探してもほとんどない。市場を席巻する一方で経営面のつまずきもあったが、組織改革を断行。2015年に再上場を果たした。米テスラの量産セダン「モデル3」に同社のセラミックボールが採用され、注目度は急上昇中だ。

奈良県葛城市にあるツバキ・ナカシマの葛城工場。三角屋根の工場が昭和の時代を感じさせる

 冒頭からクイズを出そう。ボールペンとEV(電気自動車)という全く異なる2つの製品だが、どちらの製品の性能にも大きな影響を与える共通の部品がある。さて、何でしょう?

 正解は、鉄鋼やセラミックなどで作る「精密球(ボール)」だ。

 ボールペンのペン先で転がるボールは、中のインクが漏れたり書いた時にムラができたりするのを防ぐため、限りなく真球に近い精度が求められる。許される誤差は、一般的なペン先0.5mmのボールペンで、わずか70ナノ(ナノは10億分の1)メートル。地球の大きさなら900m弱に相当する。

日経ビジネス2017年6月5日号 60~64ページより

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