PEOPLE

編集長インタビュー

ブランドはすぐ消費される

尾山基氏[アシックス会長兼社長CEO]

2017年9月29日(金)

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売上高の7割を海外で稼ぐグローバル企業になったが、世界のスポーツ市場は激変期にある。外部から積極的に人材を採用して社内体制の強化を急ぐのは、強い危機感の表れだ。後継者選定の苦悩をにじませながらも本音を語った。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=菅野 勝男)
PROFILE
[おやま・もとい]1974年大阪市立大学商学部卒。日商岩井(現双日)を経て、82年にアシックス入社。趣味のバスケットボールを通じて創業者・鬼塚喜八郎氏の長女と知り合い、結婚したことが縁で転職を決めた。アシックスヨーロッパ B.V.社長兼CEO、マーケティング統括部長などを歴任し、2008年に社長就任。17年から現職。石川県出身、66歳。

アシックスに関する全てを見直す必要がある。
「プロ経営者」という言葉には違和感を覚える。

 問 東京五輪を控えていることもあり、日本ではスポーツ用品業界が好況だというイメージがありますが、世界に目を向けると市場環境が激変していますね。

 答 昨年、(米スポーツ用品店大手の)スポーツオーソリティが経営破綻したことが象徴的でした。消費者は純粋なスポーツ用品としてではなく、街でも着やすいオシャレなウエアやシューズを求めています。さらにEC(電子商取引)が急激に伸びてくる中で、スポーツ用品業界にはかつてない地殻変動が起きています。SNS(交流サイト)が当たり前の時代となり、ブランドが消費され、飽きられるスピードもどんどん速くなっています。グローバルで競争している各社は、その地殻変動への対応に追われています。

 問 大流行したブランドがあっという間に「ダサい」イメージに転落してしまうなど、ブランディングがより難しい時代になっているように感じます。

日経ビジネス2017年10月2日号 82~85ページより

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