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編集長インタビュー

保守的な商社体質捨てる

岡藤正広氏[伊藤忠商事社長]

2017年12月1日(金)

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社長に就任して約8年間で利益水準を総合商社トップレベルに押し上げた。だが、競争環境を一変させるアマゾンなどIT勢力の台頭に危機感を募らす。長期的視野で新たな成長の柱を育てるために経営への意欲は衰えない。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=千倉 志野)
PROFILE
[おかふじ・まさひろ]1949年12月12日大阪生まれ。高校3年の時に結核を患い1年間療養。2年遅れて東京大学経済学部に入学し74年に卒業、伊藤忠商事入社。繊維部門の営業が長く、イブ・サンローランなどブランド事業で名をはせる。2010年4月から社長。16年3月期に純利益で商社トップに導く。慣例に倣い6年で社長交代とみられていたが続投した。

いっぺんやってみて、ダメならやめる。
既得権益を守ってばかりいたら日本は大変なことになる。

 問 2018年3月期の連結純利益は4000億円と中期経営計画の目標を達成する見込みです。岡藤さんが10年に社長に就任してから三菱商事や三井物産と並ぶ総合商社のトップ集団に入りました。何が変わったのでしょうか。

 答 それは僕が教えてもらいたいくらいでね。そんなことを考える余裕もないほど、社員と走り続けてきましたから。でもどうかな、競馬と一緒で、騎手として馬の能力をうまく引き出せたのが良かったのではないでしょうか。

 企業には強みも弱みもあるものですが、それをよく知った上で、『か・け・ふ』(稼ぐ、削る、防ぐ)を徹底しろとハッパをかけてきました。がむしゃらにムチを入れるだけではなく状況に応じてしっかりとセーブする。これまでの商社はどんどん走って稼ぐけど、削る、防ぐというところが弱くて、特損や赤字の事業会社も多かったんです。

日経ビジネス2017年12月4日号 88~91ページより

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