SPECIAL REPORT

挑み続ける中年起業家 “バブル”の今、何を学ぶか

スタートアップ二毛作時代

2018年1月5日(金)

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成功を収めた起業家・経営者が、スタートアップ業界で新たな挑戦を始めている。「社会を変えたい」との情熱を原動力とする彼らは、起業の「二毛作」時代を作れるか。その姿勢や信念は、後に続く若手起業家にも大きな示唆となる。

スタートアップ業界は経済の荒波を乗り越え活況に
●主な出来事と起業家4人の動き
(写真=上背景:By CaDs/gettyimages、東証マザーズ:朝日新聞社、ライブドアショック:AP/アフロ 後藤氏・春田氏・木村氏:竹井 俊晴、森川氏:陶山 勉、東日本大震災:Haruyoshi Yamaguchi/アフロ)

後藤氏 EC業界を変えた熱意
今目指すのは「観光立国」

 司法の場で国と争い、規制緩和を勝ち取った著名起業家が、新たな挑戦に乗り出している。日用品・医薬品などのネット通販を手掛ける、ケンコーコム創業者で元社長の後藤玄利氏(50歳)だ。「目指しているのは、社会のインフラづくりです」。12月中旬、東京・有楽町のレンタルオフィスで取材に応じた後藤氏は、笑顔でこう語った。

 EC(電子商取引)分野で、後藤氏の名前を知らない人はいないだろう。ケンコーコムの社長時代、2009年に医薬品のネット販売を禁じる国を相手に行政訴訟を起こした。13年に最高裁で勝訴が確定すると、多くのEC企業が医薬品のネット販売に参入。業界を大きく変えるきっかけとなった。

 ケンコーコムは12年に楽天グループ入りし、後藤氏は14年に社長を退く。充電期間を経て16年10月、ジャクール(東京・千代田)を設立。現在、訪日外国人向けに、多言語翻訳のスマートフォン(スマホ)アプリを開発・運営している。「観光立国を目指す上で、言葉の壁は大きい。課題解決のためのインフラを育てる」というのがその思いだ。

日経ビジネス2018年1月8日号 48~52ページより

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