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フロントランナー 小なれど新

伝統産業の常識「曲げて」成長

能作|錫製の食器やインテリア雑貨の製造販売

2017年9月22日(金)

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金属でありながら、手で好きなように曲げて形を変えられる食器が売れている。もともとは仏具や花器などを手掛けていた鋳物メーカーが、伝統産業の殻を破り挑戦を続けている。

錫(すず)製のぐい飲みやグラス
錫は抗菌性が高い。また錫の器は、酒の味をまろやかにするといわれる。奥の「KAGO」は手で曲げて、好きな形状にすることができる。(写真=江田 健一)

 今、富山県高岡市に大勢の人が訪れる新観光スポットがある。鋳物メーカー能作が4月に開いた新社屋だ。商品の展示・販売スペースのほか、工場見学や製造体験コーナーまで併設され、産業観光施設となっている。オープンからわずか4カ月弱で、4万2000人以上が訪れた。能作克治社長は「想像以上の来場者数でうれしい悲鳴」と笑う。鋳物メーカーといっても、昔ながらのイメージはない。展示しているのは、自社で商品化したぐい飲みなどの食器やインテリア雑貨だ。

日経ビジネス2017年9月25日号 64~65ページより

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「伝統産業の常識「曲げて」成長」の著者

長江 優子

長江 優子(ながえ・ゆうこ)

日経ビジネス記者

2012年中日新聞に入社し、事件取材などを担当。14年秋に日本経済新聞社に入社し、機械業界などを担当。17年4月から日経ビジネス編集部に出向。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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