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新社長の独白

鈴木 善久[伊藤忠商事社長COO(最高執行責任者)]

2018年4月13日(金)

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経営とは居安思危 商社を「進化」させる

鈴木 善久[すずき・よしひさ]
1979年東京大学工学部卒、伊藤忠商事入社。主に航空機事業に従事。2007年米国法人社長、12年ジャムコ社長、16年情報・金融カンパニープレジデント、18年4月から現職。62歳(写真=陶山 勉)

 いきなり岡藤さん(正広・会長CEO=最高経営責任者)の代わりにやれと言われたら逡巡したかもしれません。しかし、岡藤さんは残り、「中国中信集団(CITIC)やタイのチャロン・ポカパン(CP)、グループの事業会社の大物社長などは俺が仕切る。執行の責任はおまえが負ってくれ」ということで、覚悟を決めました。

 1998年に丹羽さん(宇一郎・当時社長)の秘書になり、社長という仕事の大変さを思い知らされました。株価は200円を下回り大きな特別損失も出して、会社が潰れるかもしれないという緊迫感がありました。丹羽さんの机の横には山本五十六の「男の修行」の言葉が張ってありました。男は黙って耐える、というものです。「ああ、社長とはそういう仕事か」と思いましたね。

日経ビジネス2018年4月16日号 84ページより

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