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新社長の独白

堤 浩幸[フィリップスエレクトロニクスジャパン社長]

2017年7月21日(金)

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予防から治療を一気通貫 「ヘルステック」No.1へ

[ つつみ・ひろゆき ]
1985年慶応義塾大学卒。NEC、米シスコシステムズ、サムスン電子ジャパンCEO(最高経営責任者)を経て、2016年11月フィリップスエレクトロニクスジャパン副社長。17年3月より現職。
(写真=竹井 俊晴)

 病気の「予防」と「治療」を別の行為と考える人は少なくありません。でも本来、健康の維持から予防、病院での診断・治療、退院後の長期的なケアに至るプロセスは連続しています。

 フィリップスの強みは、一連のプロセスに関わる製品やサービスを一気通貫で手掛けていること。当社は「ソニッケアー」ブランドで電動歯ブラシを展開していますが、口腔ケアは生活習慣病を予防するというデータがあります。また、油を使わない揚げ物調理家電は肥満防止に役立ちます。こうした製品を通じて、私は消費者にヘルスケアプロセスの連続性をもっと認識してもらいたいと思っています。

 日本の医療は様々な問題を抱えています。当社は病院向けの画像診断装置や在宅医療で使う人工呼吸器などを手掛けていますが、今後はクラウドやビッグデータ、AI(人工知能)といったデジタルの要素を取り入れ、日本発の医療ソリューションを開拓していきます。「なんでこれをフィリップスがやるの?」と、皆さんが驚くようなビジネスのアイデアもたくさん考えています。

日経ビジネス2017年7月24日号 80ページより

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