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新社長の独白

清水 正[セントラル硝子社長執行役員]

2017年10月6日(金)

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生産技術の革新に挑み 中国勢にコストでも勝つ

 「ものづくり企業」としての原点に立ち返り、ガラスと化学製品という2つの主力製品の生産技術を徹底的に磨き直す。それが、新社長としての私のミッションです。

しみず・ただし
1955年長野県生まれ。78年に早稲田大学法学部卒、セントラル硝子入社。米国やシンガポールなどの海外経験を経て、2012年に取締役就任、17年6月より現職。(写真=菊池 一郎 )

 日本の素材産業は今、厳しい国際競争にさらされています。資本力で勝る欧米企業に加え、技術力をつけた新興国メーカーが急速に台頭しています。当社は2014年に米国の自動車用ガラスメーカーを買収し、北米での事業を拡大しました。しかしその直後に“事件”が起きた。中国の自動車用ガラスメーカーの福耀玻璃工業集団(フーヤオ)が、それを大きく上回る生産能力を持つ工場を米国で立ち上げたんです。品質には自信がありましたが、結局価格で競争せざるを得ず、北米事業は期待した収益に届きませんでした。

 そこで痛烈に感じたのは、「もっともっと難しい市場で勝負しなければならない」ということです。

日経ビジネス2017年10月9日号 90ページより

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