時事深層

INDUSTRY

好調商社が身構えるデジタルの波

伊藤忠・社長交代に透ける危機感

2018年1月24日(水)

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伊藤忠商事の業績拡大をけん引してきた岡藤正広氏が社長の座を後任に譲る。社長在任8年で会長兼CEOに就き、社長兼COOには“出戻り役員”を選んだ。温存された岡藤体制の課題は、総合商社に迫る「デジタルの波」をチャンスに変えられるかだ。

伊藤忠の鈴木善久・次期社長(左)は親しみを込めて「Qさん」と呼ばれる(写真=朝日新聞社)

 「継続と変化の折衷案」。伊藤忠商事の岡藤正広社長は1月18日の記者会見で、社長交代の背景をこう説明した。4月1日付で自らは会長兼CEO(最高経営責任者)に就き、後任社長をCOO(最高執行責任者)とする。

 2010年の社長就任から丸8年。伊藤忠は18年3月期に連結純利益4000億円という過去最高益に達する見込みだ。慣例通りなら6年で退くはずだったが、グループ会社のユニー・ファミリーマートホールディングスとの関係や、中国中信集団(CITIC)との提携を確実なものにするため続投した。今回もCEOとして引き続き伊藤忠を率いる理由として、これまでと同様の説明をする。

日経ビジネス2018年1月29日号 12ページより

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