時事深層

INDUSTRY

広がる犯人との「技術格差」

なぜ被害が続くのか 地面師詐欺の実態(下)

2018年3月7日(水)

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書類など偽造技術が格段に進歩し、「もう見抜きようがない」とプロもお手上げ状態の地面師詐欺。大きく報じられた積水ハウスやアパグループの事件以外にも、大小様々な事件が起きている。取引の透明性を担保するには、最新技術の活用に出遅れている登記の仕組みを見直すことが急務だろう。

「地面師」に関わる事件が頻発している
●昨年以降の主な土地関連の詐欺案件

 土地不足の中で必死に良い案件を探し求める不動産業者につけ込む形で、「地面師」と呼ばれる詐欺集団の活動が目立つ。右の表に昨年から起きた主な案件をまとめたが、氷山の一角にすぎない。

 「10人がかりの大規模な詐欺から、瑕疵(かし)があるのに黙って売るといったレベルのものまで被害が増えている。だが、だまされたことが公になれば不動産業者としての評判に傷がつくため、水面下に潜ったままの被害が多い」と、土地売買案件を主に手掛ける都内の司法書士は声を潜める。

日経ビジネス2018年3月12日号 21ページより

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