時事深層

トランプウオッチ

シリア空爆、「任務完了」の波紋

2018年4月18日(水)

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米国時間の4月13日、トランプ大統領は米軍にシリアのアサド政権に対する空爆を命じ、軍事攻撃を実施した。 アサド政権が化学兵器を使用したと断定。ツイッターを駆使してアサド政権とロシア政府を徹底批判した。 米軍の行動には英仏が同調する一方、ロシアは猛反発しており、中東地域の緊張感は一気に高まっている。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=UPI/amanaimages)

4/14 @ ツイッター
昨夜の攻撃は完璧に遂行された。英仏の英知、そして素晴らしい軍事力に感謝する。任務完了!

4/13 @ 演説
アサド政権は化学攻撃をエスカレートさせ、罪のない市民を大虐殺した。人間ではなく、化け物による犯罪だ

4/11 @ ツイッター
ロシアとの関係は今、冷戦時代も含めて過去最低だ


米政府はバシャール・アル・アサド大統領率いるシリア政権が化学兵器を製造し、使用していると断定。4月13日に空爆攻撃を指示した。約1年前の攻撃の2倍の量に相当する105発の巡航ミサイルを発射。英仏軍と連携し、シリアの化学工場など複数の標的を破壊した。 一方、アサド政権を支援するロシアのプーチン大統領は「主権国家に対する侵略行為」と非難声明を発表。アントノフ駐米大使は「このような行動は代償なしには済まされない」と対抗措置が取られるとの考えを示唆した。イランも今回の空爆に反対しており、中東地域の緊張感は一気に増している。

日経ビジネス2018年4月23日号 28ページより

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