時事深層

点検 消費変調(下)

異常気象で“脱・天候消費”の動きも

2017年8月23日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

例年にないほどの8月の長雨が、企業に揺さぶりをかけている。7月の猛暑から一転して消費トレンドが反転。夏物の売れ行きにブレーキがかかった。一部の企業では、暑さや寒さに依存する“天候消費”に頼らない商品に力を入れる動きも出ている。

7月の猛暑期待から一転し、日本各地が天候不順に見舞われた(写真=朝日新聞社/時事通信フォト)

 8月としては異例とも言える極端な天候の変動が、企業を揺さぶっている。東京の日照時間は20日までに36.4時間にとどまり、7月の189.1時間(月間)から急減速した。前年8月の156.5時間(月間)と比べても、大幅に少ない。 影響が大きそうなのは衣料品だ。8月に長雨が続くなか、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、22日に株価が年初来安値を更新。カジュアル衣料大手アダストリアも8月は、下げ基調が鮮明だ。

 猛暑を期待した飲料の売れ行きも良くない。コンビニエンスストア大手ファミリーマートは8月に入って、今夏の目玉だったシャーベット状飲料のフラッペが不調だ。おでんや中華まんは8月としては異例の売れ行きの良さだが、「フラッペやアイスの不調を補うまでにはなっていない」と同社ファストフーズ部の島田奈奈部長は話す。

日経ビジネス2017年8月28日号 16ページより

この記事は
日経ビジネスDigital(雑誌デジタル版)」の有料記事です。
ログインすることで全文をお読みいただけます

日経ビジネスDigital
無料体験(7日間)に申し込む
無料ポイントで読む

すべての有料記事が7日間読み放題

日経ビジネスオンライン会員(無料)
の方は、月3本までお読みいただけます。

申し込み初月無料。月初がお得!

「時事深層」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスDigitalトップページへ