時事深層

COMPANY

「総合スーパー撤退」まず一歩

ユニーファミマグループ、ドンキから資本

2017年8月30日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

ユニーファミマがGMS(総合スーパー)事業にメスを入れ始めた。同事業にドンキホーテから資本を受け入れて、再建へ同社のノウハウを取り入れると発表した。経営統合後、最大の懸案だったGMSからの撤退にいよいよ着手──。そんな見方もできる。

専門店の台頭により、GMSは軒並み集客に苦しんでいる(愛知県のユニ-店舗)

 「GMSは建物が大きく小回りがきかない。人手が要るためコストもかさむ」

 「低価格志向についていけていない。想定以上にトップラインが厳しい」

握手を交わすユニーファミマの高柳社長(左)とドンキの大原社長(写真=時事)

 グループの中核事業に対するものとは思えないような、辛口の表現が続いた。発言主はユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)の高柳浩二社長。8月24日、ドンキホーテホールディングス(HD)との提携発表会で何度も強調されたのは、GMSという業態そのものの限界だった。

 高度成長期に品ぞろえの豊富さで一定の地位を築いたGMS。消費者の目が肥えると、逆に専門性の無さから支持を失う。2000年代にはユニクロやニトリといった商品を特化した専門店が急伸。ドラッグストアにも客を奪われシェアの草刈場の様相だ。「これ以上時間をかけると立て直しが難しくなる」(高柳社長)とみて、ユニーファミマは「驚安の殿堂」を自任するディスカウント店のドンキHDに頼ることを決めた。

日経ビジネス2017年9月4日号 14~15ページより

この記事は
日経ビジネスDigital(雑誌デジタル版)」の有料記事です。
ログインすることで全文をお読みいただけます

日経ビジネスDigital
無料体験(7日間)に申し込む
無料ポイントで読む

すべての有料記事が7日間読み放題

日経ビジネスオンライン会員(無料)
の方は、月3本までお読みいただけます。

申し込み初月無料。月初がお得!

「時事深層」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスDigitalトップページへ