時事深層

トランプウオッチ

金融監視当局のトップ指名で混乱

2017年11月29日(水)

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金融市場における消費者保護を担う米当局のトップ指名を巡り、権力闘争が勃発している。一方、著名人による相次ぐセクハラ疑惑では、やり玉に挙がっている共和党有力候補を擁護。欧州ではポピュリズムの広がりで、米国第一主義を批判してきた独メルケル首相も苦境に立たされた。

ドナルド・トランプ 米大統領
(写真=UPI/amanaimages)

11/25 @ ツイッター
米消費者金融保護局(CFPB)は前政権が選んだ人物に運営されて、ひどい状態だった。我々が再生する

11/24 @ ツイッター
米タイム誌は私が“おそらく”、昨年と同様“今年の人”に選ばれると連絡してきた。“おそらく”は良くないから断った

11/21 @ ホワイトハウス
40年というのは長い時間だ。ムーア候補は完全に否定している
(NHK)


米消費者金融保護局(CFPB)のトップ人事が混乱している。CFPBはオバマ前政権が金融危機の時に消費者保護のために設立。前局長は辞任間際の11月24日、イングリッシュ副局長を局長代行に指名したが、規制緩和を目指すトランプ大統領が対抗。CFPBを批判してきた行政管理予算局のマルバニー局長を独自に指名した。イングリッシュ副局長はこれに反発して連邦地裁に提訴した。一方、拡大し続ける政界のセクハラ疑惑でも、トランプ大統領は強気だ。少女らへのわいせつ疑惑が浮上した米アラバマ州の連邦上院議員補欠選挙の共和党候補・ムーア氏を擁護し続けている。

日経ビジネス2017年12月4日号 18ページより

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