特集 大事なのは高校

PART1

全国で起こる 高校栄枯盛衰

苦戦する名門、躍進する新勢力

2018年3月16日(金)

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全国各地でかつて多くの東大合格者を輩出した名門校が、新勢力にその座を奪われている。背景にあるのは、自主性尊重主義で“啐啄(そったく)の機”の訪れを待つ教育の限界だ。最新高校事情の理解は、人手不足時代に真の有能人材を見抜く際の手助けになる。

 「千葉ショック」──。2017年春、千葉県の高校関係者の間でそう形容される出来事が起きた。今年、創立140年を迎える名門、県立千葉高校(千葉市、県千葉)が、近年進学実績を伸ばしている私学、市川高校(千葉県市川市)に東京大学合格者数で並ばれたのだ。

 これがどんなに衝撃的かは、1980~90年代に同校を卒業した人を探し出して聞いてみるといい。少なくとも90年代までは、市川は県千葉の“滑り止め”というのが多くの県千葉受験生の常識だった。それが2017年の東大合格者は県千葉、市川ともに18人。早慶合格者については県千葉217人に対し、市川が247人と上回った。1学年の生徒数が違うとはいえ(県千葉約320人、市川約430人)、20年前には「想像もできなかった事態だ」(卒業生)。

日経ビジネス2018年3月19日号 28~33ページより

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