特集 ヤマトの誤算

PART4

脱「小倉イズム」で変化の先を行け

3代目社長、都築幹彦氏の証言

2017年5月26日(金)

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「手を打つのが遅すぎる」──。故・小倉昌男氏と共に宅急便を育ててきたヤマト運輸元会長の都築氏は、サービス後退を招いた事態に警鐘を鳴らす。物流サービスの市場を作り出してきた優良企業は新たな成長路線を描けるのか

 「君たちは、恥ずかしいと思わないのか」。サービス残業の問題が報道された後、ヤマトの現経営陣に対し、見通しの甘さを厳しく指摘した人物がいる。

 ヤマト運輸3代目社長、都築幹彦氏、88歳。創業者・小倉康臣氏の薫陶を受け、30歳で営業課長に就任。そのときの営業部長が、4歳年上の小倉昌男氏だった。以後、都築氏は「どん底」といわれた会社の苦境の中、昌男氏と共に宅急便の開発を手掛け、世界でも稀有な極めて利便性の高い物流サービスに育て上げた。気難しいと言われた昌男氏にも正面から意見を言ってきた。

日経ビジネス2017年5月29日号 41~43ページより

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