特集 労基署はもう見逃さない

PART 3

書類送検「10の回避策」 本当に有効な手はあるか

まずは目の前の危機を乗り越える

2017年6月2日(金)

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残業を減らす最も有効な対策は生産性の向上だが、実現には時間がかかる。企業は長期で働き方改革を進めつつ、目の前の送検を回避する両面作戦を取ることが必要だ。だが、縮小均衡に陥ることなく、限られた時間の中で最悪の事態を防止する方法などあるのか。

労働基準監督署は大手企業にも妥協することなく厳しく取り締まる。写真は2016年11月の電通本社への強制捜査のもよう(写真=読売新聞/アフロ)

 全員帰るまで帰れません──。

 神奈川県・三浦半島。東京湾を望む国道16号線沿いの横須賀市役所で2016年10月から1カ月間、ユニークな残業対策が実施された。仕組みは単純で、「管理職は部下が全員帰るまで退庁できない」というルールを設定したのだ。題して「帰るまで見守る月間」。

日経ビジネス2017年6月5日号 36~39ページより

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