特集 東芝の〝遺言〟

Part1

狭まる東芝包囲網 制御不能の経営陣

2017年6月23日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

債務超過に転落したことで長年の顧客が離反し、半導体売却も一筋縄ではいかない。頼みの綱の政府・与党はさじを投げ、決算を出せない「監査難民」リスクも浮上する。6月28日に定時株主総会を開くが、東芝経営陣は当事者能力を失いつつある。

東芝の主力工場である府中事業所に出勤する社員(写真=竹井 俊晴)

 「これからも東芝さんに任せていいのかな。エレベーターの保守点検は、10年単位の付き合いになるからね。やっぱり安心できる企業に頼まないと」

 マンション管理組合の会合に顔を出した東芝社員は絶句した。確実に受注できると考えていたビジネスが、崩れようとしていたからだ。

 「照明や空調などでも、内定していた受注が相次いでひっくり返されている」と、別の社員も証言する。競合のネガティブキャンペーンが激しくなり、顧客が不安に駆られているという。そしてこう漏らした。「名門だから、大企業だから、という理由で盲目的に東芝を選んでいた顧客ほど、取引を厳しく見直すようになった」

日経ビジネス2017年6月26日号 26~31ページより

この記事は
日経ビジネスDigital(雑誌デジタル版)」の有料記事です。
ログインすることで全文をお読みいただけます

日経ビジネスDigital
無料体験(7日間)に申し込む
無料ポイントで読む

すべての有料記事が7日間読み放題

日経ビジネスオンライン会員(無料)
の方は、月3本までお読みいただけます。

申し込み初月無料。月初がお得!

「特集 東芝の〝遺言〟」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスDigitalトップページへ