世界鳥瞰

韓国コスメ、中国再展開の難しさ

2018年1月18日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

中韓関係の緊張が解けつつあることを受けて、韓国の化粧品メーカーが再び中国市場に攻勢をかけ始めた。しかし、中国メーカーの品質向上で、以前のような勢いを取り戻すのは、もはや難しくなっている。一定のシェアを維持し続けるためには、中国市場に固執しない、グローバルな戦略の展開が求められる。

 在韓米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備を巡って対立していた中国と韓国の関係が雪解けの兆しを見せ始めていることを受け、韓国化粧品業界では今、この1年続いていた悪夢のような対中関係がようやく改善に向かいそうだとの楽観的な見方が広がっている。

 韓国の各化粧品メーカーは、韓国製品に対する中国政府の経済封鎖で落ち込んでしまった売り上げの回復を目指そうと、中国向けマーケティング活動を活発化させている。

 だが、530億ドル(約5兆8840億円)規模の中国化粧品市場で失地回復をもくろむ韓国メーカーを待ち受けているのは、台頭しつつある中国メーカーとの競争だ。外交問題が解決しても、競争激化で両国の緊張は再び高まっている。韓国の化粧品メーカーを覆う暗雲は当面晴れそうにない。

日経ビジネス2018年1月22日号 88~89ページより

この記事は
日経ビジネスDigital(雑誌デジタル版)」の有料記事です。
ログインすることで全文をお読みいただけます

日経ビジネスDigital
無料体験(7日間)に申し込む
無料ポイントで読む

すべての有料記事が7日間読み放題

日経ビジネスオンライン会員(無料)
の方は、月3本までお読みいただけます。

申し込み初月無料。月初がお得!

「世界鳥瞰」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスDigitalトップページへ