世界鳥瞰

ダイソンEV、全固体電池先送りか

2018年2月22日(木)

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ダイソンは昨年、EV(電気自動車)への参入を発表した。ただし、その詳細は謎に包まれている。FT紙は関係者に取材し、計画の現状と見通しの一部を報じた。目玉の「全固体電池」について、2021年までに発売する最初の車種では搭載を見送る可能性が浮上した。

 英南西部にあるハラビントン飛行場はかつて英空軍の基地だった。当時、この飛行場の上空ではパラシュートの降下訓練が行われた。訓練生たちは、背中にくくりつけた装具が自分を墜落から救ってくれると信じて、飛行機から何もない大空へと飛び出した。

 今、この飛行場の敷地を所有しているのは、英家電大手ダイソンだ。同社もここで危険に満ちた冒険に取り組んでいる。20億ポンド(約3000億円)を投じてEV(電気自動車)をゼロから開発し、製造する計画だ。

 ダイソンは今、自社が持つ創意と工学的スキルと技術力に賭けている。この力をもってすれば、世界の自動車産業に割って入るという冒険を試みても墜落することはないはずだ、と。

ジェームズ・ダイソン氏。全固体電池を最初の車種に搭載するか否か、回答を拒否した(写真=陶山 勉)

 創業者であるジェームズ・ダイソン氏は、同社の本社で本紙(英フィナンシャル・タイムズ)の取材に応じ、「自動車は大きな挑戦だ」と語った。

日経ビジネス2018年2月26日号 106~107ページより

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