世界鳥瞰

経営者の身柄拘束で中ロに暗雲

2018年3月29日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

対外投資で中国企業の先頭に立ってきた華信能源のトップ、葉簡明氏が身柄を拘束されたようだ。同社が、ロシア石油大手ロスネフチの株式を買い入れる計画の見通しも不透明になった。野放図な対外投資に対する中国政府の締め付けは、中ロ関係を含め各方面に微妙な影響を及ぼしそうだ。

 中国エネルギー業界の大物で、謎の多い人物、葉簡明氏が姿を消した。これにより、ロシア国営石油大手ロスネフチの株式をめぐる91億ドル(約9500億円)の取引も宙に浮くことになった。

 中国政府は、ロシアとの関係拡大を進めるか、リスクの高い金融取引の締め付けを強めるかの間で、板挟みになっている。

中国華信能源(CEFC)が、ロスネフチの株式14.16%を取得する話し合いが進んでいた(写真=2点:ロイター/アフロ)

 葉氏は中国の民営石油大手、中国華信能源の董事会主席を務める。報道によると、同氏は2月、中国当局により身柄を拘束された。華信能源は、ロスネフチの株式14.16%をスイスの資源商社グレンコアとカタール投資庁から買い取る話を進めているところだった。

日経ビジネス2018年4月2日号 120~121ページより

この記事は
日経ビジネスDigital(雑誌デジタル版)」の有料記事です。
ログインすることで全文をお読みいただけます

日経ビジネスDigital
無料体験(7日間)に申し込む
無料ポイントで読む

すべての有料記事が7日間読み放題

日経ビジネスオンライン会員(無料)
の方は、月3本までお読みいただけます。

申し込み初月無料。月初がお得!

「世界鳥瞰」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスDigitalトップページへ