世界鳥瞰

中国3級都市で不動産が騰貴

2017年6月1日(木)

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中国3級都市の一部で、不動産価格が高騰している。沿岸都市の賃金・地価の上昇に伴い製造業が移転。雇用の拡大は出稼ぎの減少と農民工のUターンを促す。人口の増加と投機の拡大に伴い、住宅市場が抱える課題は供給の過剰から不足に変わった。

 安徽省は中国中央部に位置する貧しい省だ。同省の蕪湖市は長年にわたり、住宅の供給過剰を削減する政府の取り組みの最前線となってきた。

 新規の土地開発は蕪湖市の西を流れる揚子江沿いの霞に覆われた地域へと伸びた。だが物件の買い手はまばらだった。安徽省はイタリアとほぼ同じ規模の人口を抱える。その住民の多くは以前から、国内のより豊かな地域で働くべく出稼ぎに出ていった。

日経ビジネス2017年6月5日号 90~91ページより

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