世界鳥瞰

フォード新CEOが直面する難題

2017年6月1日(木)

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米フォード・モーターがマーク・フィールズCEOを解任し、ジム・ハケット氏を後任に指名した。ハケット氏はミシガン州では高い経営手腕で知られるが、国際的に展開する事業を率いる能力は未知数だ。加えて、電気自動車や自動運転など新技術への対応が求められる。新CEOに立ちはだかるハードルは高い。

ハケット氏(左)を紹介するフォード会長(写真=AP/アフロ)

 米自動車大手フォード・モーターのCEO(最高経営責任者)を務めてきたマーク・フィールズ氏は、「片足を現在に、片足を未来に」置く必要がある、というのが口癖だった。そのフィールズ氏が5月22日に解任され、両足の置き所を失った。

 後任のCEOには、ジム・ハケット氏が選ばれた。かつて米国中西部のオフィス向け家具メーカー、スチールケースのCEOを務めていた人物だ。スチールケース(本社ミシガン州グランド・ラピッズ)の売上高は、フォードの50分の1にすぎない。

*=ハケット氏は2013年、フォードの経営に参加。これまでフォード・スマートモビリティー部門の責任者を務めていた

日経ビジネス2017年6月5日号 92~93ページより

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