• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

上田 準二

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

お悩み相談~上田準二の“元気”のレシピ

「夫が40代で末期がんに。なぜ私たちなの?」

2018年9月26日(水)

 ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は40代の夫が末期がんと診断された女性から。別居婚を長く続けてきたことを後悔しています。父と弟をがんで亡くした上田さんは、2人で過ごす時間の大切さを説きます。

悩み:夫が末期がんになり、余命4カ月と診断されました。これまで別居婚でしたが、週末は2人で楽しく過ごしてきました。「なぜ私たちなの?」と怒りもこみ上げてきます。この先、どう過ごすべきか悩んでいます。 日々病と闘い弱っていく夫に対してきちんとケアできる力を下さい。

上田様 いつも拝読し励みにさせて頂いております。是非ご意見をお聞かせください。

2週間前、いきなり夫(48)が末期のすい臓がんと診断されました。余命4カ月、5年生存率1.3%とのことです。5月から腰の痛みが始まり整形外科を受診していました。首のヘルニアがあったのでその延長かな~とばかり本人は思っておりました。腰のMRIをとっても異常なく、湿布と処方箋をひと月飲んでいました。

しかし、6月になってもあまり効果がなく、食欲もめっきりなくなってきため、内科の受診を勧めました。やっと7月に詳細な検査をしました。

結婚して18年、私の事情もありずっと別居結婚という形で生活してきました。週末に会える時はいつも楽しく、会えない分の時間もお互いを思い充実していました。しかしこうなってしまった以上、やはり単身赴任にしておいたからだとか、自分たちが悪いとか、まわりの意見以上に自分を責め、悲しみ途方に暮れました。

なぜ私たちなの? と怒りもこみあげました。日々病と闘い弱っていく夫に対してきちんとケアできる力を下さい、と思う反面、苦しくて正直忘れたい時間も欲しく、まだ自分の会社の上司には夫ががんになったことを告げていません。

最初の病院はたらい回しにされた後、ウチでは治療出来ない、と言われ、今は私の職場近くの病院へ転院しています。今は痛みと不眠で入院していますが、最近では抗がん剤や放射線治療も通院でするそうで、痛みが落ち着けば夫の実家にお世話になると思います。

ただ、実家は認知症の母(81)とそれを許せない厳しい父(82)が居て、はたして安静な治療が出来るのか、というのも心配です。ずっと入院してればいいとも言われます。近所や親せきの手前もあるのでしょうが……。

東京に夫の社宅のマンションがありますが、それも早めに解約を打診されています。ひとつひとつ、と言い聞かせながら混乱と動揺をいつも抱えております。

末期のすい臓がんと言われてもまだ信じられず、諦めておりません。しかし、夫がいなくなった生活を思うと動悸がし、震えます。仕事がなかったら反対に気が狂いそうですが、好き勝手にふるまっている周囲の人たちを見ると、妙に腹立たしくなります。

(54歳 女性 会社員)

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長に就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役を退任。趣味は麻雀、料理、釣り、ゴルフ、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。(写真:的野弘路)

上田 準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):実は、僕の父親も弟も、がんになったんだよね。この方の気持ちをお察しすると、本当に言葉も出ない。

大竹 剛(日経ビジネス 編集):これほどの悩みを上田さん打ち明けてくださっているということは、それだけ思い詰めていらっしゃるのだと思います。上田さんのご経験など少しでもお答えできるようなことがあれば、勇気が湧いてくるかもしれません。

上田:そうだね。

 もちろん、回復することもあるから、希望は捨てちゃダメだよ。だけど、医者の意見も踏まえて、今できることは何かを冷静に考えてみることが大切じゃないかな。

 旦那さんは今、彼女の職場近くの病院に転院したということだよね。

大竹:そうですね。

続きを読む

著者記事一覧

もっと見る

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

私がじゃなくて、神様が見ても、 誰が見たって(リニアは)いけるんです。

葛西 敬之 東海旅客鉄道名誉会長