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上田 準二(うえだ・じゅんじ)

ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役

上田 準二

1946年秋田県生まれ。山形大学を卒業後、70年に伊藤忠商事に入社。畜産部長や関連会社プリマハム取締役を経て、99年に食料部門長補佐兼CVS事業部長に。2000年5月にファミリーマートに移り、2002年に代表取締役社長就任。2013年に代表取締役会長となり、ユニーグループとの経営統合を主導。2016年9月、新しく設立したユニー・ファミリーマートホールディングスの代表取締役社長に就任。2017年3月から同社取締役相談役。同年5月に取締役退任。趣味は麻雀、料理、釣り、読書など。料理の腕前はプロ顔負け。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

お悩み相談~上田準二の“元気”のレシピ

今日あった嫌なことは今日のうちに忘れよう

2018年11月14日(水)

 ユニー・ファミマHD相談役、上田準二さんの「お悩み相談」。今回は入社2年目、難しい仕事に挑戦したことで、持ち前の明るさが失われてしまった方から。「明るい私」を維持できずに悩んでいます。上田さんが「上田流、心の“デトックス”」を伝授します。

※11月7日の掲載分から、10月23日に開催した「上田さんのリアル相談室」でのライブ相談の模様を再録しています。

悩み:入社2年目。私はいつも職場で明るく振舞ってきました。誰も手を付けない仕事にも率先して取り組んできました。しかし、最近はいい結果を出せず、泣いてしまうこともあります。完璧に振舞えず、焦ってしまいます。どうしたらよいでしょうか。

 上田さんの連載、毎週楽しみに読んでいます。WEBサイトの制作会社で働いていて、入社2年目です。職場はいい雰囲気ではありますが、各個人の役割分担がうまく行われていなく、どことなく周囲の不満や負の空気を感じることがあります。

 そのため私は、明るく振舞って、誰も手を付けないけど進めなければならない仕事をどうにかしようと取り組んできました。しかし、難易度が高かったり、自分だけでは対応しきれなかったりして、いい結果を出せていません。

 感情的になってはダメだと思いつつ、最近、上手くいかないことが重なり泣くことも多いです。それが裏目に出て、今までに無い話し方を上司にして叱られてしまいました。

 職場の人にとっては「明るい私」が当たり前ですが、今までのように完璧に振舞えていない自分がいます。これからどのように職場の人や仕事と向き合って行けばよいでしょうか。アドバイスをいただけますと幸いです。

(23歳 女性 会社員)

(写真:的野弘路)

大竹 剛(日経ビジネス 編集):次は23歳の女性、会社員の方からです。お悩みを読むと、大変頑張り屋さんのようですね。

上田 準二(ユニー・ファミリーマートホールディングス相談役):頑張り屋で明るいというのが、この方の取り柄というか財産なんですよね。

本連載で反響の大きかった35の相談が1冊の本になりました!

大竹:そうですね。

上田:その財産を失ってしまうのは、本当によくないですよね。どんな悩みを抱えていても、持ち前の明るさを失わないでほしいな。

 まずは、それをちゃんと維持、守っていくことを最優先して、難易度の高い仕事には手を付けるなとアドバイスしたい。

大竹:誰もが手を付けないような仕事を率先してやるのは、むしろ逆効果だと。

上田:そうですよ。

大竹:この方は、きっとすごく気が利く女性だと思うんです。向上心でつい、誰もが手を付けない面倒な仕事を拾ってしまう。それ自体は、悪いことではないですよね。

上田:そういうことができるというのは、すばらしいと思うよ。だけど、まだ23歳でしょう。自分のできる能力の範囲で、まず着実に仕事をこなして、それを積み上げていかないと。そして、その経験の下に難易度の高いものを順次やっていくんですよ。

 仕事を着実にこなしてこそ、周りの人も上司も、あなたに「次、これをやってくれないか」と少しずつ、難易度の高い仕事をお願いするようになるんです。今は、その段階の前なんだから、自分から難易度の高いものにチャレンジするのは少し休みましょう。せっかく持ち前の明るさがなくなってきちゃうよ。あなたにとっては、その明るさを維持することの方が大事だから。

 そもそも、誰も手を付けないという仕事は、このチームの中では、そこまで優先度の高い仕事ではないのかもしれないよ。

大竹:確かにそうかもしれませんね。放っておくわけですから。

上田:優先順位が高ければ、誰かほかの人がとりかかっているでしょう。

 それでも自分がチャレンジしたいのであれば、上司、あるいは同僚に、「私はこの組織の中で、このような仕事をやるべきでしょうか。私はやってみたいのですが、1人ではできません。助言をいただける方は誰かいないでしょうか」と聞いてみてください。それでもし、必要があれば、上司も同僚も、「じゃあ、一緒にやろう」となると思うよ。

 そうでもないのに、自分で勝手に難易度の高いことにチャレンジして、泣いてしまうほど悩んであなたの良さが失われてしまうというのは、もったいないよ。

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