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大城 太(おおしろ・だい)

前仲原物産社長

大城 太

大学卒業後、外資系金融機関、医療機器メーカーを経て、華僑の大物と言われる人物に師事。起業1年目でアルバイトと2人で年商1億ビジネスを作成。現在、前仲原物産、エスディーメディカルなど5社の代表を務める傍ら、ベンチャー投資や不動産投資などをしているビジネスオーナー。昭和50年2月8日生まれ。

◇主な著書
世界最強! 華僑のお金術』(集英社) 2016
華僑の起業ノート』(日本実業出版社) 2015
華僑の大富豪が教えてくれた「中国古典」勝者のずるい戦略』(三笠書房) 2017

◇関連リンク
「大城太のお金術トーク」対談サイト

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

華僑直伝ずるゆる処世術

「比較の時代」に勝ち残る一流の人物とは?

2018年11月8日(木)

 EC(電子商取引)の勢いは益々増すばかりです。ネットはリアル店舗に比べコストが圧倒的に安く、24時間365日休むことなく稼働できることが大きな魅力の一つです。消費者側も手軽にスマホで買い物や調べ物をすませることができるので、普及はまだまだ進みます。そして、その手軽さから簡単に比較できるのもインターネットの世界です。

 人手不足の深刻化が問題になっていますが、特に熱望されているのは、30代前半までの人かAI技術者など、その幅は狭いものです。前述のように、人のスキルなどもネット上で簡単に比較される時代なので、誰もに求人の要請があるわけではありません。

 11月1日の日本経済新聞では、某大手求人サイト編集長の言葉として「この1年、転職が決まりづらくなってきた」と掲載されていました。というのも、求人者の多くは「社内でしか通用しないスキルだけ。長い終身雇用で、中途で採りたい人が育っていない」と言うのです。

 人手不足という言葉を毎日のように目にする割に、生活や待遇が変わらない理由がそこにあるのです。企業側から見て「買いたい人」ではないと判断される機会が多くなっているのです。

 また特殊能力や高いスキルを持った人以外は、高くつく固定費と考えられ、一度導入してしまえば労務問題などがないコンピューターへの代替えを企業は着々と進めています。

 休みを取らず定型業務は間違わないコンピューターに勝つためには人間力が必要になってきます。人間力とは非常に曖昧模糊としていますが、ネット上で人も比較される時代に生き残る人と言えばわかりやすいでしょうか。

先人による分析「聡明才弁は所詮三流」

 本国では競争が激し過ぎ、海外に出てゼロからのし上がる華僑の思考は参考になるのではないでしょうか? 華僑はどのようにして、比較されても生き残ってきたのでしょうか? その一つの要素に古い人の言葉を自分流に解釈するという特徴があります。

 現代華僑のバイブルの一つに『呻吟語』があります。その中に「深沈厚重なるは是れ第一等の資質、磊落(らいらく)豪雄なるは是れ第二等の資質、聡明才弁なるは是れ第三等の資質」という言葉があります。

 深沈厚重とは堂々として何事にも動じず寛容な人物。
 磊落豪雄とは豪快で細かいことにこだわらない人物。  聡明才弁とは頭脳明晰で弁が立つ人物。

 上から順に、呻吟語に出てくる立派な人の順番になります。

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包行 均 キャニコム会長