• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

バーチャル技術で人々を“リアルに”つなげる

安室奈美恵・ラストツアーの演出も手がけたモーメント・ファクトリーCEOに聞く

2018年10月3日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 イベントの演出として今や当たり前になったプロジェクション・マッピング。建物や橋などの構造物にデジタル映像を投射する光のアートショーだ。元々はライブコンサートの演出などに活用されていたが、最近は森や海など自然そのものも投射対象になっている。

 カナダのモントリオールに本拠を置くMoment Factory(モーメントファクトリー)は、この世界で最先端を走る世界屈指のデジタルアート集団だ。

 マドンナによるスーパーボウルのハーフタイムショーを筆頭に、スペイン・バルセロナのサグラダファミリアやレッド・ホット・チリペッパーズの欧州ツアー、米ロサンゼルス空港やシンガポール・チャンギ空港など、世界レベルの大イベントや大規模施設の演出を担当した。日本では安室奈美恵のファイナルツアーを手がけたことでも知られている。

安室奈美恵のファイナルツアーも手がけた(写真:Moment Factory)
カナダ・モントリオールにかかるジャック・カルティエ・ブリッジのライティング(動画:Moment Factory)

 最近はこういったイベントだけでなく、“Lumina(ルミナ)”というプロジェクトにも力を入れる。公園や動物園、島や熱帯雨林などの自然に、その土地に伝わる伝承を光の物語として投射していくのだ。テーマパークのような構造物を新たに作るのではなく、既にあるものに付加価値を加えて観光客を呼び込む取り組みだ。

 日本での活動も加速させており、今年4月に長崎の伊王島でIsland Luminaをオープンさせた。また、吉本興業と大阪でのプロジェクトも進めている。

 プロジェクション・マッピングの地平を切り開くMoment Factory。同社を創業したドミニク・オーディット氏にプロジェクション・マッピングとエンターテイメントの未来を聞いた。

(ニューヨーク支局 篠原匡、長野光)

アップル、ソニー、パナソニックが三種の神器だった

今でこそMoment Factoryはグローバルに活躍していますが、元々はあなたとサクシン・バセット氏(共同創業者)が2人で始めたと聞きます。

ドミニク・オーディット(以下、ドミニク):2人ともレイブパーティのビデオジョッキーだったんですよ。主催者としてエレクトロニックダンスのパーティを開いていました。1990年代後半の話です。

 レイブパーティは特に映像が多いので、ビデオジョッキーは映像をよく使います。その頃の技術はアナログからデジタルへ移行していたところで、機材はどんどん安価になっていました。ソニーやパナソニックのような装置で大規模なプロジェクション・マッピングを安価に実現できるようになっていたんです。それで、2001年にMoment Factoryを設立しました。

オススメ情報

「キーパーソンに聞く」のバックナンバー

一覧

「バーチャル技術で人々を“リアルに”つなげる」の著者

篠原 匡

篠原 匡(しのはら・ただし)

ニューヨーク支局長

日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

誠実さと信頼が全ての基礎です。

郭 平 中国・華為技術輪番会長