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自宅の食器に盛り付ける宅食がウケてます

ケア21社長 依田平氏に聞く(後編)

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2018年2月16日(金)

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介護付き有料老人ホームやグループホーム、訪問介護ステーションを運営するケア21(大阪市)。同社の創業社長、依田平氏に介護事業の現状と今後を聞いた。後編では、ますます進む少子高齢化社会に必要な仕事を考えトライする同社の取り組みを明かしてもらった。

ケア21では、定年制度を撤廃されたそうですが、この業界は離職率が高く、ケア21も例外ではありません。

依田:今、業界での離職率は17%、当社は16.8%です。ただ、当社は年間20~30の新規事業をつくっていますので、どうしても辞める人は多くなるのです。ですから、我々の数字はそれほど高くないと思っています。

 辞める人が多いことよりも、人が増えていることがプラスだと考えています。最近は、56、57歳で入社してくる人が増えていますよ。多くの会社では60歳や65歳で定年になるので、その前に居場所をつくっておいて、そのままずっと働こうという考えの人が少なくないのです。

よだ・たいら ケア21代表取締役社長。1952年長野県生まれ。法政大学法学部卒業後、76年ぎょうせい入社、79年独立、84年エポアンドエディ社長を経て、93年学習塾、ヨダゼミイースト(現ケア21)を創業。少子高齢化を見越して福祉事業に転業し、商号変更。社会のニーズと持ち前の豊富なアイデアで事業を拡大中。グループで宅食サービスを手掛ける美味しい料理会長、障がい者向けサービス等のまごの手サービス社長などを兼ねる。(写真:清水真帆呂)

夜勤をしてくれる 78歳の介護スタッフも

中高年にも介護の仕事は務まりますか。

依田:務まります。78歳で積極的に夜勤をしている人もいます。人それぞれですね。

 高齢者の派遣事業も始めたので、彼らは3カ月に1度、健康管理のための体力判定試験を受けることになっています。その結果、弱いところがあれば、毎朝足上げの運動をしてくださいといったアドバイスをしています。また楽観的思考になってもらい、その後、プログラムで体力を維持し、上げながら働いてもらっているのです。心も体も元気になる派遣会社を目指しています。

 もっと言えば、そうやって元気に働いている人も、いつかは介護をされる側に回りますから、そのときには当社のサービスを使ってもらえるので、従業員は増えれば増えるほどいいと考えています。

高齢者の派遣事業の他にも、ユニークな新規事業を手掛けていますね。

依田:高齢者のための巡回バス、「たのしいバス」もあります。年を取って車の運転ができなくなると、買い物や病院通いはタクシーに頼らざるを得なくなりますが、それではお金がかかりすぎます。だったら無料の乗り物を走らせようと考えました。

 ただ、事業としてやるにはもうけなくてはなりません。そこで、地元のスーパーや薬局などにスポンサーになってもらっています。今、4台のマイクロバスを走らせています。まだ赤字ですが、恐らく軌道に乗ると思います。

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