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直感だけで“ごっつぁんゴール”は生まれない

akippa社長 金谷元気氏に聞く(後編)

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2018年4月13日(金)

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その後、金谷さんはサッカー選手にはならず、一般企業に就職をすることになります。

金谷:結局プロチームから正式な採用の声は掛からず引退を決めました。この後どうするか、というときに起業しようと思ったんです。

 とは言っても、サッカーばかりやっていましたから世間のことを全く知りませんので、世間を学んでから起業しようと思い、まずは就職することにしました。

 就職は勉強が目的ですので、研修の評判がいい会社を探したんです。ある情報機器の販売を手掛ける会社が、新しく茨城県つくば市に研修施設をつくり、大手通信会社で研修を担当していた人がそこの研修長に就任していることを知りました。

 大手通信会社に入ることは簡単ではありませんが、この会社に入れば大企業でやっているような研修が受けられるはずです。そう思って飛び込みのような形で入社し、入社から2カ月間研修を受け、その後も昇進などをするたびに研修を受けることができました。名刺の渡し方から法律まで、いろいろなことを学べました。

マネジャーになって退社し資本金5万円で起業

 この会社は、私がマネジャーになったときが辞め時だな、と考えていましたので、予定通り昇進したときに退社し、資本金5万円で起業しました。もし、私が勉強を頑張って大学を出て大企業に入っていたら、この決断はしていなかったと思います。この会社にも運良く入った自分としては、守るものはありませんでした。

起業して、どのような仕事をされようとしていたのですか。

金谷:それが起業と言っても、会社をつくって悪いことをせずに大きくしよう、ということぐらいしか考えていなかったんです。

 仕事も、前の勤め先でしていた法人営業しかできることはないなと思い、これから法人で置き換えが進む商品は何かと考え、携帯電話を扱ったのです。そんなスタートでしたが、この事業はすぐに大きくなり、1年で社員が4人、アルバイトが5人となり、2011年には20人ぐらいの規模になりました。

そこから、「“なくてはならぬ”をつくる」方向へと舵を切っていくのですね。スポーツ、そしてコーチの経験は経営に生きていますか。

金谷:スポーツ選手は勘で動いているように見えるかもしれませんが、先ほども言いましたように、実は結構、準備をしています。

 サッカー選手だった頃も、テクニックがそれほどあったわけではなく、いろいろなシーンを組み合わせて考えた結果、ここにポジションを取っていれば得点できると決めてプレーすると、いわゆる“ごっつぁんゴール”を決められます。感覚にプラスしてデータがあるから、最後のおいしいところだけを持っていけるのです。勘の背景には、膨大なデータがあるのだと思っています。

プロのサッカープレーヤーになることを夢見ながら、非常勤講師として高校のサッカー部のコーチを務めていたときもあった。前列中央が金谷氏

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